イタリアを代表する赤ワイン、ブルネッロ ディ モンタルチーノ。法定熟成期間が50ヶ月(そのうち、最低2年はオークの樽で熟成)、リゼルヴァタイプだと最低62ヶ月間の熟成期間が定められています。オーク樽で熟成と規定されています。 以前、このモンタルチーノの土地はオイディウム菌とウドンコ病にやられて荒れ果てたブドウ畑でした。ブドウ畑を取り戻すには病気に強い品種しかない-そして選ばれた品種が「サンジョヴェーゼ・グロッソ」でした。
このブドウから造られるワインはオークの樽で長期間寝かせたあとのほうが格段に美味しくなると。こうして最初のブルネッロが世に出たのが1888年。1960年代には20程度だった生産農家は、1980年代には150あまりに増え、現在は200以上の生産農家がブルネッロを造っています。現在のイタリアワインは、大きく分けて2つのタイプのワインに分かれます。ひとつは伝統的なスタイルのワインと、もうひとつは伝統にしばられない新しいスタイルのワイン造りです。ラ セルヴァッキアはその中でも、伝統的製法を大切にしている、作り手です。
イタリアワインの「女王」伝統的なブルネッロで、口当たりが上品で、後から複雑で豊かな味わいが口いっぱいに広がり余韻も非常に長く楽しめます。抜栓後、時間をかけてゆっくりと開きます。